Written by kola

投資初心者必見!必ず使えるチャートパターン(基本インジケーター)

INVESTMENT テクニカル分析

どれを使ったらいいの?基本インジケーター3選

インジケーターとは、チャートのテクニカル分析を行うためのツールです。一言にインジケーターと言ってもとてつもない数があり、どれを選んで使えばいいのか迷われている方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方々へ基本インジケーター3選として、以下のインジケーターを紹介していきたいと思います。

  • MACD : マックディー(移動平均収束拡散)
  • RSI : アールエスアイ(相対力指数)
  • 出来高

はて、なんのことやら?と思った方も安心してください!笑 しっかりとわかりやすく一つ一つお話していきたいと思います。この3つは基本中の基本で、私も基本設定として常に表示させているものです。

では早速MACDから始めていきたいと思いますが、計算式を出して解説…なんて誰も聞きたくないと思いますのでそこは割愛させていただき、各インジケーターの①目的、②構成、③使い方、④注意点の順でいきたいと思います。

MACD : マックディー

日本語名称を見てもさっぱりなこのインジケーターは、通称マックディーと呼ばれ、移動平均(正確には指数移動平均)を元にしたインジケータで以下の目的、構成、使われ方をします。

その目的は?

トレンドの転換点を見つけるため

これまでのトレンドから、直近の値が次のトレンドへと変化するその変化を見つけるためのインジケーターとなります。それでは実際のチャートとともに構成から確認していきましょう。

その構成は?(構成要素の名称など)

  • MACDライン:先行線となり、直近の値動きに反応するライン(通常12日と26日の指数平滑移動平均の差)
  • シグナルライン:遅行線となり、期間の平均値を表示するライン(通常MACDの9期間指数平滑移動平均)
  • ヒストグラム:オシレーターとして機能するグラフ(上記2つのラインの差)

なんだか難しい言葉が並んでいて頭が痛くなりそうですね。安心してください!

要は2つのラインと強弱を表すオシレーターが右軸の0を中心としたマイナス/プラス域を推移しているということです。見方はラインが交差するポイント(赤丸)、現在の値がマイナス/プラス域のどちらなのか。これだけです!これがわかれば見方まで完璧です。

使い方は?

先ほどのチャートのMACDラインとシグナルラインが交差するポイントが、基本的にはトレンドの転換点となります。交差の仕方には2種類のパターンが存在します。

  1. ゴールデンクロス:先行線(MACDライン)が遅行線(シグナルライン)を下から上に抜く交差
  2. デッドクロス:先行線が遅行線を上から下に抜く交差

ゴールデンクロスがマイナス域で発生したときが買いのポイント、デットクロスがプラス域で発生したときが売りのポイントとなります。オシレーターの棒グラフが大きく、マイナス/プラス域が深いと反発しやすくなります。

注意点

  • 騙しシグナルも発生する(先ほどのチャートの黄色丸)
  • 横ばいチャートではシグナルがうまく機能しない(横ばいトレンドに弱い↔︎上昇/下降トレンドに強い)

MACDは全世界的に知名度も高く、多くのトレーダーが使用しているインジケーターの一つですので、必ず抑えておきましょう。

あと、先ほど解説したゴールデンクロスとデッドクロスという言葉は、MACDだけでなく様々なインジケーターにおいて、先行線と遅行線がクロスする際に使われる言葉なので是非思えておきましょう!

RSI:アールエスアイ

続いてはRSIです、これもとてもメジャーなインジケーターの一つでアナリストの解説などでも多く登場するので、抑えておきましょう。まずは目的から。

その目的は?

買われ過ぎ/売られ過ぎの度合いを知るため

過去のある期間(通常は14日)における価格推移から、50の中心(売り買い拮抗の状態)に対して、どれだけ買いもしくは売りに偏っているかを判断するために使用されます。50を境界とし、上昇/下降の局面判断と、偏りの大きさにから買われ過ぎ/売られ過ぎの判断を行います。

その構成は?(構成要素の名称など)

度合いを示す軸により構成

  • 中心:50(50を上回った状態が上昇局面、50を下回った状態が下降局面)
  • 買われ過ぎ:70以上の場合
  • 売られ過ぎ:20以下の場合

構成要素はとてもシンプルでわかりやすいので、取っ付きやすいインジケーターになるかと思います。

使い方は?

まずは、上のチャートをを確認してみましょう。上のチャートの下半分がRSIのチャートになります。右に50を中心とした軸があり、売られ過ぎを示す30〜買われ過ぎを示す70までが紫色でハイライトされています。8月中旬に75をタッチし、そこから下降トレンドが始まっていますね。その後、9月末に30を下回り、一度安値が更新されますが、上昇トレンドへの転換が確認できます。

このように、過去と比較し相対的な買われ過ぎ/売られ過ぎの局面を判断することができます。

一般的には、「買われ過ぎ70/売られ過ぎ30を超えたときが逆張り(※1)のチャンス」とされていますが、強いトレンドが出ているタイミングでは買われ過ぎ/売られ過ぎの状態が続くことが多々ありますし、少し反発したとしてもまたトレンドが進行することがよくあります。その状態で逆張りを続けていては資産が減っていくのが目に見えていますので、局面の判断に使用するのがお勧めです。
要するに、50以上を推移していたグラフが50を下回ったときや、その逆で50以下を推移していたグラフが50以上へ上抜けたときをトレンド転換の場面と捉えポジションを取る方法です。

後は、70や30という一定の値を以て判断するのではなく、過去のグラフを参考にして過去1年間で最も高い/低いRSI値である場合など、相対的に現在の買われ過ぎ/売られ過ぎを判断していくのはいいかなと思います。

(※1)逆張り:トレンド転換のタイミングを読み、現行のトレンドとは逆方向へポジションを持つことを言います。

注意点

70%以上や30%以下を持続する場面は多々あり、基本的にこのサイトではトレンドフォローを推奨しているためRSIだけを用いての逆張りは注意が必要です。

出来高

3つ目のインジケーターは出来高です。これもとても参考になるインジケーターなので是非確認してみてください。

その目的は?

価格変動の重要度とトレンド転換点の予想

それぞれ使い方のところで詳しく説明しますが、価格が変動した時、その変動に出来高が伴っている場合、その価格変動は重要でありトレンドとして認識することができます。しかし、出来高を伴わなかった場合はその価格変動の重要度は低いということになります。トレンド転換点についてですが、出来高が先行指数として機能する局面もあります。

その構成は?(構成要素の名称など)

縦棒グラフにより構成され、ある期間のなかでの取引量を表示

(下のチャートでは日足チャートに出来高のグラフが乗っているので、出来高の軸はありませんが左上に取引量が表示されています)

使い方は?

目的でお話しした2点について、それぞれ解説していきます。

価格変化の信頼性について

価格変動に対して出来高が伴う場面とそうでない場面が存在します。これは市場の圧力と呼ばれますが、価格上昇に対して出来高が大きい時は買い圧力が高い。となります。これが意味するところは、多くのトレーダーが買いに走っており、トレンドが形成されているという状態を表します。よって、出来高が伴っているときは、その価格変動に対する重要度が高いということが言えます。

例えば、上チャートのように長期的な下降トレンドの局面では、価格が下がる時に出来高が上昇し、反発して価格が上昇している時は出来高が小さいことが見て取れます。この状態は、まだ下降トレンドが終わらないと予想して、買いに入るトレーダーがいないとともに、売りでポジションをとっているトレーダーもまだ下落することを予想しており、買い戻しに入っていない状態ということになります。

この様に価格に対して出来高を確認することで、なぜ価格変動が生じたのか、その価格変動がトレンド形成に影響を与えるのか、その重要度を確認することができます。

トレンド転換点について

長期的な上昇トレンドが終わりを迎える前、「価格は過去最高値を更新しているのに出来高を伴っていない」となることがしばしばあります。これはダイバージェントと呼ばれる現象で、買い圧力が残されていない(=追加で買いポジションを持つトレーダーが残されていない)状態を表します。要するにピークを迎えた状態です。そうすると、多くのトレーダーが売りに走り、出来高を伴うのでトレンドが変わる。ということです。

この様に、出来高は未来のトレンド転換点の予想にも使用することができます。

例えば下のチャートは、2021年の年末から現在に至る下降トレンドの転換点で、綺麗ではないですが同様のダーバージェントの状況となっています。

青色の上昇トレンドの時は、出来高も同時に上昇しています。その後の反発から大きく価格を戻し、過去最高値付近までいきますが出来高はかなり小さいですね。特に12/21からの4日間は価格上昇に対して出来高が全くついてきませんでした。その後、下降トレンドへと転換していきます。

注意点

出来高は確かに重要ですが、価格に対する副次的な確認に使用するようにしてください。要するにこれだけではトレードしないでくださいね。ということです。

もちろん複合的に使用してくださというのは、他のインジケーターにも言えますが、これまでの価格に対する分析とは少し異なる点は注意しておいてください。

最後に

基本的なインジケーターの見方、使い方は理解できましたでしょうか?まずは使って試してみてください。この3選以外にも色々使えるインジケーターはありますので発掘して行くのも楽しいと思います。

私が普段使用しているこのチャートサイトはTrading Viewというもので、無料で使えるので是非試してみてください!(無料版だと表示できるものに制限はありますが)

●私が基本的に使用している上記チャートを組み合わせた時の画面を参考に載せておきます(こんな感じでシンプルに長期的なトレンドを抑えています)

 

過去の記事にチャート分析における重要チャートとして「反転パターン」や「トレンドフォローパターン」についてまとめたものもありますので、ぜひ参考にしてください!

👉投資初心者必見!必ず使えるチャートパターンシリーズ